企業リスクマネジメントとは

企業を経営していくうちにいろんな困難や不測の事態が待ち受けています。

それらを“リスク”と呼びます。

1.“リスク”にも、大小、種類、さまざまです。

企業経営者の方々、会社の長い歴史に思いを馳せてみて下さい。
得意先の倒産、貸し倒れ、景気の変動…
PL事故、商品回収事故、賠償問題…
労災事故、労働争議…
工場の火災、地震、天災…
後継者問題、事業承継、株主対策…

まさに、種々雑多、被害の大小、頻度、さまざまです。

2.「リスクマネジメント “保有”と“移転”」

リスクは、大きく2つに分けて捉える必要があります。
「保有できるリスク」 と、
「移転しなくてはいけないリスク」 です。

 
保有できるリスク

「保有できるリスク」とは、比較的軽微で、予測しやすく、努力によってコントロール出来る可能性のあるものをいいます。

病気なら“風邪レベル”、自動車事故なら“免責範囲ぐらいの物損事故レベル”などをイメージして下さい。
これらのリスクは、会社の日常の“経費”や“余剰金”などで乗り切れる範囲のものです。
また、“得意先の倒産”や“貸し倒れ”もこの範疇として捉えるべきかもしれません。

被害の額は決して軽微ではないかも知れませんが、継続した企業活動の中で、これらのリスクは回避が可能でしょうし、また、企業の努力目標として回避可能リスクと捉えるべきであるという観点からです。

すなわち、自らの能力の範囲で「保有」することができるリスクと捉えます。

 
移転しなくてはいけないリスク

一方、「移転しなくてはいけないリスク」とは、それによってもたらされるダメージが大きく、深刻で、発生も予測しにくいリスクを言います。

これらのリスクは、日常的な経費や貯えでは対処できず、万一それが発生してしまうと、会社の存続を危うくする可能性が大きくなるのです。

すなわち、これらのリスクは自らの能力を超えているため、“他にヘッジ(移転)し、万一の際には、被害の弁済を受けることができる「しくみ」”を準備しておく必要があります。

その「しくみ」の代表例が「保険システム」です。

「保険」というシステムは、人類がその歴史の中で長い年月をかけて育んだ“リスクマネジメントシステム”です。

これらリスクから会社や個人の人生を守るには、“リスクマネジメント”の考え方を身につける必要があります。

といましても決して難しい事ではありません。
次の3段階のステップを見てましょう。

▲TOPへ戻る

STEP.1 “ピックアップ(抽出)”

リスクを拾い出してみましょう。

まず、真剣に考えて見ましょう。
経営者として会社の将来のことを…。

普段の忙しさをちょっとだけ横に押しやって、少し心の余裕を持ちましょう。
そして、将来の会社や自分自身の姿に思いを馳せてみてください。
「私の会社は、将来この分野で、こんな風に伸びていったらいいなぁ。」
「私と私の家族は、こんなふうに老後を迎えられたらいいなぁ。」

そうなるためには…
「事業はこの分野に注力して行かなくてはいけないなぁ。そうなると、こんなリスクがでてくるなぁ。事業発展段階で、こんなことが起こってしまったらどうしよう。」
「もし、自分が病気になったら、会社はどうなるんだろう。…」

いろいろな将来に潜んでいるリスクが見えてくるでしょう。

STEP.2 “分類”

それらのリスクを“保有できるもの”と“移転すべきもの”に分類してみましょう。
なにからなにまで保険に入ったらいいというものではありません。無駄な労力になります。

これは必ずしも一般的な法則で分類できるものではありません。
それぞれの会社によって、様々な事情が異なります。
例えば、会社の財務状況ひとつとってもそれぞれ異なってきます。
それらが違う事によって、保有できるリスクの大きさも変わってきます。

実は、このステップが大変重要なのです。
なんでもかんでも、保険にさえ加入しておけばいいわぁ、という安易な姿勢を改めていただくことが出来ます。
このステップを真剣に検証する過程で、リスクの本質を捉えていただくことが出来るのです。

STEP.3 “ヘッジ(移転)”

“移転すべきリスク”に対する備えを準備します。

保険ならなんでもいい、ということは絶対ありません。
保険は“契約”ですから、ピタッと合っていれば抜群の強さを見せますが、合っていなければ、全く役に立ちません。

また、単に保険に加入するというだけでは駄目な場合もあります。
税務や財務の観点から、その保険に特別な役割を持たせなければいけない場合もあります。
その様な場合は、それに合った、限定された方法で加入しなくてはいけません。

貴方の会社を永遠に繁栄させる為には…
また、貴方のご家族の幸せを末永く約束するためには…
「リスクマネジメント」が大切ということはご理解いただけたと思います。

貴方の「リスクマネジメント」をより確実に、より効果的に実行するために、専門家によるコンサルティングの力を導入することもお勧めいたします。

貴方の会社の本業については、貴方自身が一番よくご存じだと思います。
貴方のご家庭、ご親族の事については、貴方自身が一番よくご存じだと思います。
しかし、「リスクマネジメント」に関しては、信頼できる専門家の知識が必要になって参ります。
すなわち…

  1. リスクのとらえ方
  2. リスク回避策(特に保険)の内容詳細についての知識(どんな時に出るのか、出ないのか)
  3. リスク回避策の組み立てに関する知識。特に税務面、財務面に関する絡み
  4. 保険会社との交渉と、保険商品の選択

貴方の事業に関する“深い情熱と洞察”と、専門家の“知識と経験”が合わさった時、最高の効果が期待できます。
極論すれば、それらのどちらかが欠けた場合、有効な「リスクマネジメント」は実現できません。

私ども「最晃堂ブレインズ」とそのパートナーは、リスクファイナンシングの立場から、ベストのコンサルティング・サポートをご提供させていただきます。

▲TOPへ戻る

HOME > 法人のお客様 > 企業リスクマネジメントとは